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仮想通貨Steemとは?~価値あるコンテンツを提供するSNSプラットフォーム~

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ネットで調べ物をするとき、あまりの広告の多さにウンザリしたり、なかなか目的の情報にたどり着けずにイライラしたりしたという経験は、誰でもあるのではないでしょうか?Steemは、真に価値あるコンテンツを提供できる、新しいSNSプラットフォームです。ひょっとしたら10年後、20年後には、物事を調べることを「ググる」ではなく、「スティむ」と言っているかもしれません。

Steemとは

「Steem」は、単位を「STEEM」とするアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)の一つです。2016年4月にリリースされた、「Steemit」というコミュニティを利用するための通貨です。

Steemはなぜ必要とされているのか?

何か情報が必要となった時にインターネットで検索すると、ほとんど何でも知ることができます。世界に存在するサイトの数は、10億を超えたと言われています。しかし、この10億を超えるサイトは、誰のために作られたものなのでしょうか?「情報を探すユーザーのため」であるはずのサイトは、実はグーグルなどの検索エンジンに向けて作られています。

サイトの運営者は、広告やアフィリエイトが主な収入になっています。サイトを閲覧するときの、あまりにも多い広告に辟易した覚えは誰でもあるはずです。また、検索上位に表示されたサイトに、キーワードと全く関係ない情報ばかりという経験も、あるのではないでしょうか。

これまでのサイト作成は、検索でできるだけ上位に表示させる方法として「SEO施策」に注力しています。SEO施策されたサイトは、グーグルなどの検索で上位に表示されやすくなります。検索結果の上位と下位では閲覧率は大きく異なり、検索結果が2ページ目以降になった場合、閲覧されることはほとんどありません。

そのため、サイト運営者にとってSEO施策は最も重要で、グーグルの検索エンジンから高い評価を得ることが最優先となり、閲覧者にとって有益か有益でないかは重要ではありません。

そこで、ユーザーにとって本当に有益な情報提供を目的として、「Steemit」というSNSプラットフォームが考え出されました。有益な情報を発信すれば利用者から投票され、それが報酬になります。SEO施策や広告がない、真に利用者にとって有益なサイトが創り出されます。

Steemの公式サイト等

公式サイト:https://steem.com/
Steemit:https://steemit.com/
ブログ:https://steemit.com/@steemitblog
reddit:https://www.reddit.com/r/steemit/
Twitter:https://twitter.com/steemit
facebook:https://www.facebook.com/steemit/
時価総額ランキング:CoinMarketCapより

Steemの特徴

Steemの仕組み

Steemには、STEEMのほかSteem Power(SP)Steem Dollar(SBD)の合わせて3つの通貨が存在します。この中で、一般の市場で売買できるのはSTEEMだけで、後の2つはSteemitのコミュニティ内でのみ利用可能な通貨です。Steemit内で得られる報酬は、SPとSBDが50%ずつの割合になります。

Steemitに参加するには、まずSTEEMを手に入れなければなりません。STEEMは仮想通貨取引所で入手できます。

手に入れたSTEEMはSPに両替する必要があります。STEEMをSPに両替することを、「パワー・アップ」と言います。SPの保有量に応じて、Steemit内のコミュニティで使用できる投票権が割り当てられます。つまり、より多くのSPを保有することで、Steemitコミュニティ内での影響力が大きくなります。また、SPを保有することで利子を得ることもできます。

SPをSTEEMに両替することは「パワー・ダウン」と呼ばれます。パワー・アップに制限はありませんが、パワー・ダウンの場合は1週間ごとに上限が定められ、上限は保有SPの104分の1とされています。保有するSPを全てSTEEMに両替するには、約2年の期間が必要です。また、SPは他のユーザーとの売買はできません。このことによって、短期売買による投機的な影響を避けることが可能になります。

SBDは「1SBD=1USD」に固定されており、Steemit内での取引のほか、他のユーザーとの直接取引も可能です。SPと同じく、保有することで利子を受け取ることができますが、STEEMとの両替に関する制限はありません。

STEEM、SP、SBDの3つの通貨を用意することで、投機的な影響を避け、安定した運営を可能にしています。

コンテンツ作成者に貢献

FacebookやTwitterなどは、大きな利益を生み出すSNSプラットフォームに成長しましたが、情報発信するユーザーや利用者がいなければ、価値を見出すことはできません。しかし、有益な情報を発信するコンテンツ作成者への直接的な報酬はありません。

しかし、Steemitでは有益な情報を提供するコンテンツ作成者は、利用者から投票されることで直接的に報酬を得ることができます。例えば、Facebookで「イイネ」されれば報酬が得られるイメージです。

また、投票者もメッセージを残すなど具体的なアクションを取ることで、報酬を得ることができます。これは、STEEMがマイクロペイメント(少額決済)にも対応しているためで、コンテンツの作成者と利用者の双方にメリットがあります。

このようなシステムは、投票者のスパム行為などの不正行為が発生する可能性がありますが、Steemitでは次のようなルールによって投票者の適切な行動が促されています。

  • 多くの投票を行うと、1つの投票の価値が下がる。
  • 良い評価が集まる記事に、より早く評価することで多くの報酬が得られる。

公式ウォレット

Steemitでは、公式のウォレットがリリースされています。このウォレットでは、STEEM、SP、SBD間の両替が可能です。また、「Saving」という機能が搭載されています。SavingにはSTEEMやSBDを入れることができ、ここに入れたSTEEMやSBDを移動させるためには3日の期間がかかります。これは、アカウントの乗っ取りによる不正な資金移動を防ぐためです。資金移動の申請から実際の移動までの3日間の間に不正に気付くことができれば、資金の移動を防止できます。

Steemの最新情報に注意!


2018年11月28日、Steemitは70%のスタッフを解雇したと発表しました。これは、急激な仮想通貨市場の冷え込みによる影響が大きいとされています。STEEMはこの少し前頃から価格が急落し、さらに米ドルとペックされているはずのSBDは、1USDを大きく割り込み0.6USD前後の値をつけています。

持ち直すことができるのならば、値が下がっている今は絶好の「買い」のチャンスです。仮想通貨の大きなうねりにのみ込まれてしまうのか、それとも上手に波に乗って発展を続けることができるのか、注目されています。

Steemを購入するには


Steemは、現在のところ日本国内の仮想通貨取引所には上場されていません。そのため、海外の仮想通貨取引所を利用しなければなりません。具体的な流れは、以下の通りです。

1.日本の仮想通貨取引所に口座を開設し、BTCやETHなどを購入する。
2.Steemの取り扱いがある海外の仮想通貨取引所に口座を開設する。
3.海外の仮想通貨取引所の自分の口座に、BTCなどを送金する。
4.海外の仮想通貨取引所で、BTCなどでSTEEMを購入する。

なお、2018年12月11日現在のSTEEMの主な取引量のシェアは、次の通りとなっています。
・Binance 43.0%
・Upbit 24.3%
・Bittrex 11.7%

Steemの取り扱いがあるおススメの仮想通貨取引所を、いくつかご紹介します。

Binance

日本人ユーザーも多い、世界的規模の仮想通貨取引所です。24時間の出来高が世界一にもなったことがあり、世界で最も活発に取引が行われている取引所の一つです。当初は香港に拠点を置いていましたが、仮想通貨に前向きなマルタに拠点を移し、アフリカでは法定通貨の取り扱いも始めるなど、グローバルに展開しています。

 

Bittrex

2014年に開設された、アメリカに拠点を置く老舗の仮想通貨取引所です。

仮想通貨の種類が多く、新しいアルトコインの上場にも力を入れています。初期の段階から仮想通貨取引を行っている草コイン好きのユーザーの多くに利用しています。ただし、中には詐欺的なコインが紛れている可能性もあるので、注意が必要です。

Steemのまとめ

Steemの理念は多くの共感を呼び、感銘を受けた日本人開発者によって「ALIS」という日本発の仮想通貨が誕生し、ロシアでも「Golos」が生まれました。本当に価値を持ったコンテンツが正しく評価され、コンテンツの作成者と評価者の両方にメリットがあるモデルは、大きな可能性を秘めています。

現在は仮想通貨の大きな波に翻弄されている状況ですが、今後はどのような発展を見せてくれるのか、情報発信のための新たなプラットフォームになり売うるのか、大きな注目を集めています。

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