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仮想通貨OmiseGOとは?~東南アジアで便利で快適な金融サービスを提供~

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キャッシュレス化が進み、生活の中で現金が必要とされる機会はどんどん減っています。
しかし、世界に目を向けると、それは一般的ではないことが分かります。

東南アジアでは70%の人が銀行口座を持たず、便利な送金・決済サービスを受けられずにいます。そこで登場したのが「OmiseGO(オミセゴー)」です。

この記事では、銀行口座を持つ人が少ない東南アジアにおいて、現実的に利活用が進んでいるOmiseGOについて、その特徴や購入方法などをご紹介します。

OmiseGOとは

「OmiseGO」は、単位を「OMG」とするアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)の一つです。タイを中心に、東南アジアで既にサービスが提供されています

なぜOmiseGOが必要なのか?

東南アジアでは、約70%の人が銀行口座を持たない・持てない「アンバンクト(unbanked)」だと言われています。
これは、戸籍がなかったり、口座開設に必要となる費用を払えなかったりするためです。それにより保有する金融資産は現金のみとなり、便利な金融サービスを利用できません。

また、貧しい地域では出稼ぎで外国に行くことも珍しくありません。
しかし、家族に仕送りをしようとすると、国境をまたがる送金には多くの費用と日数がかかるという問題に直面します。

しかし,の一方で、スマートフォンの普及は進んでいます。

東南アジアにおいて、モバイル端末のための基地局は多く建てられ、庶民でも入手できる安価なスマートフォンが多く提供されています。
銀行口座は持ってなくても、スマートフォンは持っているという人が多くいます。そこで、スマートフォンを利用して便利な金融サービスを提供するのがOmiseGOです。

OmiseGOによって、送金や決済など便利で手軽なキャッシュレスサービスを多くの人が利用できます。

OmiseGOの概要

OmiseGO(オミセゴー)は、Omise(オミセ)サービスを提供するOmise Holdings Pte.Ltdによって開発されている仮想通貨です。

タイを拠点とする企業ですが、その名称から推測できる通り日本人の長谷川潤氏によって設立された会社です。

タイを始め、シンガポールやインドネシアにも拠点を構え、近隣のアジア・太平洋沿岸諸国への進出を計っています。

OmiseGOによってスマートフォンをウォレットとして利用できるようになり、個人間の送金や、商品購入時の支払いが可能になります。

このことは、従来であれば銀行口座を持ったりクレジットカードを作ったりする必要がありました。

また、クレジットカードには種類があり、店舗が対応しているクレジットカードでしか決済ができませんでした。

しかしOmiseGOは、通貨やサービスを橋渡しするブリッジ通貨としての機能も兼ね備えています。そのため、国による通貨の違いや、店による取扱金融サービスの違いを気にする必要がありません。

OmiseGOの公式サイト等

公式サイト:https://omisego.network/

ホワイトペーパー:https://cdn.omise.co/omg/whitepaper.pdf

Twitter:https://twitter.com/omise_go

Medium:https://blog.omisego.network/

reddit:https://www.reddit.com/r/omise_go

facebook:https://www.facebook.com/OmiseGO/

時価総額ランクング:24位(2018年11月20日:CoinMarketCapより)

OmiseGOが注目される理由

仮想通貨は数千種類あると言われ、OmiseGOと同じような目的を持つものも多くあります。しかしそれらの中で、なぜOmiseGOが注目されているのでしょうか?

OmiseGOとEthereumの関係

Ethereum(イーサリアム:ETH)は、新しい仮想通貨を開発するためのプラットフォームとして多く利用されています。2017年に新しく発行された仮想通貨の90%以上が、Ethereumプラットフォームを利用していると言われています。

OmiseGOもそのうちの一つで、OmiseGOはEtereumプラットフォーム上で稼働しています。そしてOmiseGOは、アドバイザーとしてEtereum創業者のVitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)氏を迎え入れています。

他にも、Etereumからは4人の技術者がプロジェクトアドバイザーとして参加しています。これらのことは、OmiseGOの開発において大きなメリットとなります。

OmiseGOのICO

OmiseGOのICO(Initial Coin Offering:開発計画などを示して出資を募る資金調達方法)は、他の仮想通貨で行われるICOとは異なるものでした。それは、ICOへの参加者を限定したことです。多くの場合、少しでも調達金額を大きくするためにICOへの参加に制限がかけられることはありません。(ただし、法的な制限がかけられる場合はあります。)

OmiseGOは一部の富裕層による買い占めを防ぐために、参加者を限定したプライベートICOを行いました。しかし、それにもかかわらず、高い人気からICO期間を当初予定していた1か月から2日間に短縮せざるを得ませんでした。

OmiseGOはこのICOで、2100万ドルの資金調達に成功しました。

OmiseGOに出資する企業

日本人が設立した会社が開発の中心になっていることから、日本の金融機関との結びつきもあります。SBIインベストメント三井住友銀行(SMBC)などの大手金融機関が出資を行っています。
SBIグループは、2018年にSBIバーチャルカレンシーズ(https://www.sbivc.co.jp/)という仮想通貨取引所を立ち上げており、日本でのOMG上場も期待されています。

SVIVCに関してはこちらから。

OmiseGOとの提携

タイでは、既に実用化が進んでいます。

タイ・マクドナルドでは決済手段としてOMGの利用が可能で、マクドナルドのスマホアプリと連携して支払いが可能です。

また2018年2月には、タイ政府機関のETDA(Electronic Transactions Development Agency:タイ電子取引開発機構)との提携も発表されています。国民ID管理システムを、OmiseGOのブロックチェーン技術を用いて開発するとしています。

OmiseGOを購入するには

2018年11月20日現在、残念ながら日本の仮想通貨取引所での取り扱いはありません。OMGを購入するには、海外の仮想通貨取引所を利用しなければなりません。

2018年11月20日現在のOmiseGOの取引量のシェアの上位は、次の通りとなっています。
・Bithumb 93.8%
・BitForex 2.5%
・Huobi 1.0%

OmiseGOを購入できる仮想通貨取引所

OmiseGOが上場されている取引所は多くありますが、日本語で紹介されたサイト等もあり、海外の取引所の中でも利用しやすいところをご紹介します。

Binance

中華系の取引所ですが、現在は拠点をマルタに移しています。24時間の取引量が世界最高を記録したこともある取引所で、一時期日本語にも対応していたことから、日本人ユーザーも多くいます。取引手数料は0.1%ですが、独自トークンのBNB(Binance Coin)で支払うと0.05%になります。

Poloniex

アメリカに拠点を置く仮想通貨取引所です。スプレッド(売値と買値の差)の小ささが特徴です。日本の取引所の場合、スプレッドが5%を超えることもあり、売買を繰り返すうちに資産が目減りすることもあります。Poloniexの場合、スプレッドは基本的に0.25%以内に抑えられています。

 

Cryptopia

ニュージーランドの仮想通貨取引所です。取扱通貨は500種類を超えており、草コイン(まだ価値が低い仮想通貨)を探していると、ここにたどり着くと言われています。玉石混合の仮想通貨の中から、ダイヤの原石を見つけ出す楽しみを味わえる取引所です。

 

OmiseGO購入の手順

海外の取引所で日本円は利用できません。そのため、最初にOMGを購入する取引所で採用されているBTCやETH等の基軸通貨を購入しなければなりません。日本の取引所で、日本円でBTC等を購入しましょう。

次に、購入したBTC等を海外取引所の自分の口座へ送金します。このとき、アドレスを間違えると送金した資産を取り戻せなくなります。大きな金額を送金する際は少額のテスト送金を行い、正常に送金が行われていることを確認してから残りを送金するようにしてください。

海外取引所への送金が確認できたら、その資金でOMGを購入しましょう。

OmiseGOまとめ

どの仮想通貨も、素晴らしい未来予想図が描かれています。しかし、計画通りに開発が進まない通貨が多いという現実があります。その点、OmiseGOはすでに実用化が進められており、今後益々の発展も期待されています。

アンバンクトの人々に便利で快適な金融サービスを提供する手段として、OmiseGOは多くの人から注目を集めています。

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