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仮想通貨NEOとは?~中国発のスマートコントラクト対応仮想通貨~

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neo/ネオ/仮想通貨
「NEO」は、中国で開発が行われているスマートコントラクト機能を有する仮想通貨です。

この記事では、NEOの特徴や、同じスマートコントラクト機能が特徴のイーサリアム(ETH)との違いなどを中心に、分かりやすく解説していきます。

NEOとは

「NEO」は、通貨単位も「NEO」とするアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)の一つです。

NEOはなぜ必要とされているのか?

時価総額2位のイーサリアム(ETH)は、「スマートコントラクト機能」によってその地位を確立してきました。ビットコイン(BTC)とは異なる特徴が、同じ仮想通貨でありながらも異なる価値を持つ通貨として大きな需要を生み出してきました。

しかし、イーサリアムに問題がないわけではありません。そこで、イーサリアムが抱える問題を解決でき、使いやすいスマートコントラクト機能を備える仮想通貨としてNEOが注目を集めるようになりました。

スマートコントラクト機能の使いやすさや処理速度の速さなど、イーサリアムより優れた点が多くあります。

NEOの概要

NEOの前身となるのが、2014年にリリースされた「AntShares(ANS)」と名付けられた仮想通貨です。「中国初のブロックチェーンプラットフォーム」と呼ばれていました。

仮想通貨としてだけではなく、イーサリアムのようなスマートコントラクト機能によるプラットフォームとして、新たな仮想通貨やDAppsの開発にも利用できます。

そして2017年に、リブランドされて「NEO」という名称になりました。

中国では仮想通貨に対する規制が厳しく、仮想通貨取引は基本的に禁止されています。しかしNEOは、中国を拠点に開発されています。さらに、中国政府から資金援助を受けていたり、共同で進めたりしているプロジェクトもあります。

中国当局による影響力の大きさは排除できないものの、中国政府が後ろ盾に付いているという優位性を最大限に生かすことができれば、今後大きく飛躍する可能性があります。

NEOの公式サイト等

公式サイト:https://neo.org/
ホワイトペーパー:https://docs.neo.org/docs/en-us/basic/whitepaper.html
GitHub:https://github.com/neo-project
Twitter:https://twitter.com/neo_blockchain
DISCORD:https://discordapp.com/invite/775znJQ
reddit:https://www.reddit.com/r/NEO/
Medium:https://medium.com/neo-smart-economy
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCl1AwEDN0w5lTmfJEMsY5Vw/videos
facebook:https://www.facebook.com/NEOSmartEcon/

時価総額ランクング:21位(2019年9月11日:CoinMarketCapより)

NEOの特徴

利用しやすいスマートコントラクト機能

NEOの最も大きなメリットは、使いやすいスマートコントラクト機能です。

スマートコントラクト機能が大きな特徴となっているイーサリアムの場合、専用のプログラミング言語「Solidity」を使わなければなりません。

しかしNEOの場合、C#、VB.Net、F#、Visual Studio、Java、Kotlin、Eclipse、C、C++、GO、JavaScript、TypeScript、Python、Rubyといった多くの汎用性の高いプログラミング言語を使用できます。

プログラマーはそれまで利用していた言語を使うことができ、新たな言語を習得する必要がありません。

処理速度がイーサリアムの50倍以上

仮想通貨初期の時代から存在する仮想通貨は、いずれも急激な取引の増加に伴うスケーラビリティ問題(送金詰まり問題)を抱えています。

ビットコインの場合、理論上は10分程度で送金できるはずですが、数日かかったというケースもありました。

新たな技術の開発などで徐々に解消されつつありますが、完全に解消されたわけではありません。イーサリアムの場合も同様です。

しかしNEOの場合は、「DBFT(Delegated Byzantine Fault Tolerance)」と呼ばれるコンセンサスアルゴリズムを採用することで、イーサリアムの50倍以上の処理速度を実現させています。

DBFTは、ビットコインなどで採用されたPoW(Proof of Work)とは異なり、PoS(Proof of Steak)に近いイメージとなっています。

DBFTの大きなメリットは、ハードフォークを回避できるということです。このことは、ハッシュパワーの分散やリプレイ攻撃によるデータ流出を防ぐことができます。

発行上限は1億NEO

イーサリアムの発行上限は決められておらず、将来的にインフレによる価格の暴落が懸念されます。

しかしNEOの発行上限は1億NEO(枚)と決められており、インフレによる影響は起こりにくくなっています。

すでに発行上限の1億NEOが発行されており、現在(2019年9月11日)現在の流通量は約7千万NEOとなっています。

当初は半分の5千枚NEOをNEO協議会が管理していましたが、市場に大きな影響を与えない範囲で、徐々にロックアップを解除していると見られます。

中国による規制の影響

NEOは中国発の仮想通貨で、中国政府による資金援助や、国と連携して進められているプロジェクトもあります。

中国が強力な後ろ盾となっている一方、大きな障害となる可能性もあります。

中国は、仮想通貨に対し厳しい姿勢を取り続けています。仮想通貨取引は禁止され、中国の仮想通貨取引所は閉鎖や移転を余儀なくされました。

強い規制をかける一方で新たな技術の研究は積極的に行っており、そういった研究の一環として、NEOを国家が関与するプロジェクトと位置付けているのかもしれません。

しかし、2019年2月に仮想通貨取引所OKExはNEOの上場廃止を発表しました。このとき、同時にQtum(QTUM)などの仮想通貨も同時に上場が廃止されました。

上場廃止の理由は明らかになっていませんが、OKExは中華系の仮想通貨取引所です。仮想通貨NEOとQtum、そして仮想通貨取引所OKExはいずれも中華系のため、規制当局から何らかの働きかけがあったのではないかと言われています。

NEOの今後の発展に関し、中国当局の動向が大きな影響を与えることになるかもしれません。

NEOを購入するには

残念ながら、日本の仮想通貨取引所ではNEOの取り扱いはありません。

NEOを購入するには、海外の仮想通貨取引所を利用しなければなりません。

NEOを購入できる仮想通貨取引所

2019年9月11日時点での仮想通貨取引所ごとのNEOの取引シェアの上位は、次の通りです。

CoinEgg 22.62%
Bitinka 12.81%
IDCM 8.76%
CoinBene 7.98%
Bibox 7.72% etc...

取引シェアは上位ではありませんが、日本で多くのユーザーに利用されているBinance(バイナンス)でも取り扱われています。特に理由がなければ、Binanceの利用をおススメします。

NEO購入の手順

NEOを購入するには海外の取引所を利用する必要がありますが、そこでは日本円が使えません。

まずは日本の仮想通貨取引所でビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などを購入し、それをBinanceなどの海外の仮想通貨取引所に送金し、取引を行ってください。

NEOまとめ


仮想通貨と中国は相性が悪いように思われがちですが、NEOは中国を後ろ盾に開発が進められている仮想通貨です。

中国は、毎月CCID(中国電子情報産業発展研究院)による仮想通貨の格付ランキングを発表するなど、新しい技術は積極的に取り入れようとする姿勢もうかがえます。

NEOの今後の発展には、中国当局の動向が大きく影響しそうです。中国が仮想通貨分野に積極的に進出しようとすれば、同時にNEOも大きく成長する可能性があります。

仮想通貨にはそれぞれのコミュニティが存在し、コミュニティの盛り上がりが仮想通貨の発展に大きな影響を与えますが、NEOの場合は少し異なっているようです。

もし仮想通貨界が全体的に停滞気味になったとしても、NEOはそれまでと変わらずに進化し続けるかもしれません。

イーサリアムの例から読み取れる通り、スマートコントラクト機能の需要は大きくなっています。そこで、NEOがより優れたスマートコントラクト機能を提供することができれば、大きく発展する可能性もあります。

堅調な需要があるスマートコントラクト機能を有し、中国当局が大きな影響力を持つNEOは、今後どのような成長を遂げるのでしょうか。

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