2018年12月7日、Bitsmith Inc.(ビットスミス社)は、仮想通貨取引所「Cielo(シエロ)」の開設についてリリースしました。Cieloは、ビットスミス社とASOBI COINを開発するアソビモ株式会社の提携のもと設立される仮想通貨取引所で、全く新たな切り口で取引所を拡大していくとしています。
この記事では、仮想通貨取引所Cieloと深いつながりがある仮想通貨ASOBI COINや、ビットスミス社、アソビモ株式会社について概要や関係について解説します。
取引所Cieloコインは2/20プレオープンしました!
登録は下記から可能です。
※現在、日本居住者の利用は不可となっています。
目次
ASOBI COINの概要
ASOBI COIN(アソビコイン)は、通貨単位を「ABX」とするアルトコインです。プレセールはすでに終了しており、現在はウォレットの実装や使用できるシーンの拡大など、順調にホワイトペーパーで示されたロードマップをたどっています。
ASOBI COINを開発するアソビモ株式会社
ASOBI COINは、アソビモ株式会社を中心に開発が進められています。アソビモ株式会社は世界に約600人の社員がいるゲーム開発企業です。代表作の「アヴェルオンライン」の累計売上は約200億円を超え、Google Playではトップディベロッパーに認定され、App Storeでは「ゲーム大賞大作部門賞」受賞といった実績があります。また、直近の月間アクティブユーザーは1000万人を超えています。
ASOBI COINは同社が開発するゲーム内での使用も可能です。
さらにASOBI COINをゲーム内で使用する場合は、ABX価格の倍の価値で利用できます。例えば「500ABX=500円」の場合、ゲーム内では500ABXを「500円×2倍=1000円」の価値で利用できます。このことは、ゲームで課金しようとするユーザーがASOBI COINを買い支えることになり、ASOBI COINの高い流動性や価値の維持につながります。
ASOBI COINの目的
ASOBI COINの目的は、ゲーム内での利用に留まりません。ASOBI COINは、あらゆるデジタルコンテンツの保護流通プラットフォームを目指しています。書籍や音楽などは、従来の紙やCDに代わりデジタルでの需要が大きく成長しています。本屋に行って本を買い、レコード店でCDを購入する時代から、全てをデジタルデータとしてダウンロードする時代へと変化しています。
ASOBI COINは、それらのデジタルコンテンツの売買が可能になります。二次流通が可能になることで、これまで紙やCD、ゲームソフトなどの媒体がメインの中古市場に、デジタルコンテンツを流通させることが可能になります。ゲームにおいても、アイテムなどのマーケットを創出することができます。
これまでの問題点
現在、本や音楽などのあらゆるものをデジタル化することで、大きく2つの問題が生じています。まず一つは、複製が容易にできるということです。デジタルデータをコピーすれば、全く同じものが作れます。「違法コピー」や「海賊版」と呼ばれる商品でも、本物と100%同じものができてしまいます。さらに、店舗で使用できるポイントが複製されれば、無限にお金を生み出すことと同様のことができてしまいます。
そしてもう一つの問題は、二次流通できないということです。本やCDの二次流通は、大きな産業になっています。新しくなくてもいいので、できるだけ安く手に入れたいという需要にマッチし、中古市場は大きく成長を続けています。しかし、デジタルコンテンツの場合は売ることができません。デジタルコンテンツの二次流通市場が存在しないため、古い商品でも定価での購入が基本となります。
また、従来の二次流通市場でも問題となっていたことに、著作権や印税の問題があります。コンテンツ作成者が収入を得られるのは新品が売れたときのみで、中古市場ではどれだけ売れても印税などは得られません。
ASOBI COINのプラットフォームは、これらの問題を全て解決します。ASOBI COINが実装する「スマートコントラクト機能」を利用すれば、データの所有者が特定され、複製を行うことができません。また、所有権を移動することが可能となり、二次流通市場の形成が可能になります。
さらに、「販売額の○%をコンテンツ作成者に支払う」といったルールを設定できます。これまではコンテンツ作成者に関係がなかった二次流通市場の売上も、大きな役割を負うことができます。
二次流通については、すでに関係企業やJASRAC(日本音楽著作権協会)などとの協議も大詰めを迎えています。
アソビコインの仕組みや買い方、上場情報についてはこちらをご参照ください。
これからのASOBI COIN
ロードマップによると、2018年内にアソビモ提供のゲーム内でASOBI COINの利用が可能になります。さらに、ゲームアイテムの二次流通プラットフォームの提供も始まります。つまり、ゲーム内で手に入れたレアアイテムを売買するマーケットが作られるということです。
2019年3月までには電子書籍の二次流通プラットフォームの提供が始まり、デジタル版のブックオフ的な存在が期待されます。
2019年6月までには、音楽・動画・イーチケットの二次流通プラットフォームの提供が始まり、12月末までにはアソビモ提供以外のものも含めて、1000以上のゲームでASOBI COINの利用が可能になります。
プレセールはすでに終了しており、2019年1月から順次上場される予定です。すでに取引所の具体名も明らかになっており、現在も調整が進められていると思われます。
なお、明らかになっている取引所は以下の8か所です。
・Bitmart(https://www.bitmart.com)
・Liquid by Quoine(https://www.liquid.com/ja/)
・Coinbene(https://www.coinbene.com)
・LATOKEN(https://latoken.com/)
・CoinHub(https://www.coinhub.io/)
・Coinsuper(https://www.coinsuper.com/)
・Coinrail(https://coinrail.co.kr/intro)
・Cielo(詳細は下記参照)
中でもQUOINE株式会社が運営する取引所の「Liquid by Quoine」は登録必須です。
・「セキュリティファースト」を公言
・100%コールドウォレット
・マルチシグ対応
と磐石のセキュリティをご用意しています。
また、スマートオーダールーティングで世界中の取引所の最適価格で自動注文が出来ます。
Bitsmith Inc.について
Bitsmith Inc.(以下、ビットスミス社)は、金融教育や新規事業設立支援、各種セミナーなどを手掛ける、2018年1月に設立された日本の会社です。代表取締役社長(CEO)の瀧澤成承氏は仮想通貨の普及に尽力されている人物で、2018年8月には韓国ブロックチェーン協会日本支部マーケティングアドバイザーにも就任されています。
アソビモ株式会社とは業務提携しており、アソビモ株式会社CEO、ASOBI COIN Inc. CEOの近藤克己氏をビットスミス社のアドバイザーとして迎え入れています。また、瀧澤成承CEOは、ASOBI COIN Inc.のアドバイザーに就任するなど、深いつながりがあります。
2018年末に行われる格闘技イベント「RIZIN」に協賛しており、RIZINでは「Bitsmith」の文字を見られそうです。
大晦日、12/31のRIZIN14にBitsmithが出資&スポンサーを致しました。
私が実際にリングの上に立って、選手に勝利者賞や花などを渡したり、Bitsmithのブースがあったり、会場内でCieloの動画が流れたりなど、いろいろなことがあります。応援よろしくお願いします。#bitsmith#cielo#瀧澤成承 pic.twitter.com/HiGPBAar3Z— 宇宙のたきざわ (@TakizawaSeisyo) 2018年12月12日
仮想通貨取引所Cielo
2018年12月7日、正式に新たな仮想通貨取引所「Cielo(シエロ)」について、ビットスミス社からリリースが行われました。
国産仮想通貨取引所『Cielo(シエロ)』開設のご報告(ビットスミス社)
https://bitsmith.world/cat-news/cielo-opened
Cieloは、アソビモ社とビットスミス社が連携して開設する仮想通貨取引所です。
Cieloコイン
取引所が独自に「Cieloコイン」を発行し、保有数に応じて毎月ボーナスが得られます。ボーナスの受け取りは、Cieloコインのほか、同取引所で取り扱いがある他の通貨で受け取ることも可能です。
Cieloコインは2/20からプレオープンしました。
登録は下記から可能です。
※現在、日本居住者の利用は不可となっています。
また、Cieloコインは、「Asobi Wallet」での保管が可能です。
Cieloのセキュリティ
100%コールドウォレットで保管し、サーバーへの直接アクセスが不可能という最高水準のセキュリティを備えています。
Cieloの金融庁認可はどうなっているのか?
今のところ、アソビモ社、ビットスミス社、Cieloの3社とも、金融庁の定める仮想通貨交換業者として登録されていません。仮想通貨交換業者の新規登録は2018年始めのCoincheck事件以降は実質的に止まっている状況で、先の見通しが立ちません。Cieloについても、交換業登録が必要になってきて、認可が下りるまで、時間がかかりそうと思いがちですが・・・
Cieloに関しては法人登記が海外にあり、金融庁の認可を不要としています。
ASOBI COINの上場は2019年1月が予定されていますが、そのタイミングで「仮想通貨取引所Cielo」の開設は難しそうと思っておられたかたもいたかもしれませんが、問題ありません。
Cieloへの登録
メールアドレスのみで登録できるので、早めに登録しておくことをおススメします。
※現在、日本居住者の利用は不可となっています。
Cieloで紹介キャンペーン
上記の画像のように、紹介した人が取引をすればするほど、あなたに報酬が増える紹介キャンペーン中です!
Cieloへ登録する
仮想通貨取引所「シエロ(Cielo)」で、登録が始まっています。
https://cieloex.io/regcode/Jwxh2Z9I0a?locale=jp
シエロ(Cielo)とは?
仮想通貨取引所の範疇に留まらない、次世代のトレーディングプラットフォームを目指しています。
トレードボーナス
仮想通貨の取引には、取引手数料がかかります。しかしシエロでは取引手数料の100%相当のシエロコインが、毎日キャッシュバックされます。さらに、シエロが得た取引手数料の80%は、シエロコインの保有量に応じた手数料配当として配布されます。
・取引手数料と同額のシエロコインが毎日キャッシュバックされる
・取引手数料の80%が、シエロコインの保有量に応じて毎日配布される
APE-X I(準備中)
取引をすることでシエロコインをもらうことができますが、取引を自動で行うのが「APE-X」です。「APE-X」を作動させておくだけで、売買を繰り返しシエロコインを手に入れることができます。
ARB-X II(準備中)
「APE-X」がシエロ取引所内部での売買システムなのに対し、「ARB-X」はシエロ以外の取引所と連携した自動売買システムです。このシステムでは、取引所間の相場の開きを利用した「アービトラージ」が可能になります。
取引所間の価格差を見つけて、自動で売買を行ってくれます。「ARB-X」によって、24時間365日利益を積み上げることができます。
APE-X III(準備中)
仮想通貨以外の株式や金、石油、不動産といったあらゆる金融商品をトークン化し、デジタルアセット(電子資産)として売買できるようにします。
予想されるCieloとCieloコイン、ASOBI COINの行方
以上の情報をまとめると、以下のようになります。
ASOBI COIN
既存の仮想通貨取引所への上場は、2019年1月が予定されています。
実利用がされている点、オリジナルウォレットが実装されている点、Bitsmith社との共同で仮想通貨取引所を作る点など、好条件は既に揃っており、今後はデジタルコンテンツの保護流通プラットフォームとして発展する中で、ASOBI COINへの期待は非常に高いです。
Cieloのまとめ
アソビモ株式会社とビットスミス社、ASOBI COINとCieloコイン、そして仮想通貨取引所Cieloの関係や将来性など、その概要を理解いただけたでしょうか。アソビモ社のゲーム業界での実績にビットスミス社の瀧澤CEOの強烈な個性を融合し、デジタルコンテンツの新たなステージへと向かっています。そしてそれらが繰り広げられる舞台として、「仮想通貨取引所Cielo」が、着々と準備されています。
ビットスミス社は、Cielo設立に関するリリースの中で
目先の利益や勝利にとらわれず、5年、10年、30年と、未来を見据え、世界に価値のあるサービスを手がけて参ります。
と宣言しています。仮想通貨は限りない可能性を秘めています。その可能性を感じるためにも、国産の仮想通貨取引所Cieloに登録しておきませんか?
※現在、日本居住者の利用は不可となっています。