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リブラ・プロジェクトからペイパルが離脱か?

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ペイパルはリブラの会合を欠席

ファイナンシャル・タイムズの木曜の記事で、国際決済大手のペイパルは、新しい仮想通貨プロジェクトを進めるリブラ協会からの離脱を検討していることが明らかになりました。

木曜日にワシントンで開催されたリブラ協会の会合に、主だったメンバーは全て出席していましたが、そこにペイパルの姿はありませんでした。

今年6月に、スマートフォンでアクセス可能なステーブルコインによって、10億人以上の銀行口座を持たない人々に金融サービスを提供するというリブラ・プロジェクトを発表しました。

そのプロジェクトの一環として、フェイスブック及びその子会社のカリブラを含む100社以上のメンバーから構成されるリブラ協会によって、リブラは監督されます。

ペイパルは、そのリブラ協会の設立メンバーとして名を連ねています。

ペイパルは、リブラのマネーロンダリング対策に十分対応していないことに不満を示していました。

さらに離脱検討中の企業も

ペイパルだけでなく、VisaとMasterCardもプロジェクトからの撤退を検討していると噂されています。ペイパルと同様、リブラに対する各国の規制や反発が、現在のビジネスにも悪い影響を与えることを懸念しているためです。

リブラ・プロジェクトの事実上の責任者である、カリブラのデイビット・マーカスCEOは、「個々の企業がどのようにリブラと関わろうとしているかについては、関知していない」とツイッターでコメントしています。

まとめ

これまでリブラに対しては、各国から影響の大きさを懸念する声や、厳しい規制を求める声が多く聞かれていました。

先日、フランスとドイツはリブラを完全にブロックすることを明らかにしました。

そういった中、リブラの内部でも動きが見られそうです。ペイパルやVisa、MasterCardといった大手企業の動向は、他のリブラ協会のメンバーにも大きな影響を与えます。

実際にこれらの企業がリブラ・プロジェクトから離脱することになれば、沈みゆく「リブラ」という船から、我先にと逃げ出す企業が多く現れることになりそうです。

リブラの構想は、世界を一つの金融サービスで統一することも可能です。しかしそれは、一つの民間企業が手にするには大きすぎる力です。

今リブラは、各国の規制当局などとどのように折り合いをつけ、どこに軟着陸するかを見計らっているのではないでしょうか。

各国の拒否反応だけでなく、内部からも不協和音が聞こえてきたリブラ。2020年内を予定しているリリースに向けて、解決すべき問題は山積みです。

残り少なくなってきた時間の中で、リブラはどのようにプロジェクトを進めていくのでしょうか。

参照記事

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