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リブラの価値を決めるバスケットの内訳が公表される

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リブラの価値を決めるバスケットの内訳

Facebookは、リリースに向けて準備を進める独自の仮想通貨リブラ(Libra)について、その価値を担保するバスケットの内訳を、初めて公開しました。

すでに米ドルが50%を占めることが明らかにされていましたが、それ以外についても明らかになりました。

Der Spiegelの取材によると、米ドルが50%を占めるのは既報の通りですが、残りは

  • ユーロ 18%
  • 日本円 14%
  • ポンド 11%
  • シンガポールドル 7%

となっています。

注目されていた人民元は、含まれていませんでした。

中国は世界人口の約25%を占める、世界第2位の経済大国です。しかし、中国は仮想通貨に閉鎖的な立場を崩しておらず、今年後半には独自の仮想通貨の発行を計画しているとされています。

他の仮想通貨と同様に、リブラも中国では売買できない可能性が高いことが、今回の発表に現れています。

そしてさらに、フランスとドイツもリブラに対し厳しい見方を示しています。

両国とも他の仮想通貨やブロックチェーンなどの分散型台帳テクノロジーは好意的に捉えられていますが、リブラは国家の主権を揺るがす危険性を持つとの懸念を表明し、認められないとしています。

まとめ

少しずつリブラの仕組みが明らかになってきました。

これまでステーブルコインといえば、単一の法定通貨に価値が連動したものが主でしたが、リブラは複数の法定通貨が価値の決定に関与するため、より安全性が高まっています。

もし米ドルの価値が大きく下落してしまっても、他の法定通貨の価値がそれを補い、影響を抑えることができます。

しかし、従来の仮想通貨と異なり規模が大きすぎることで、法定通貨に取って代わる存在になり得るとの懸念が多く寄せられています。

今のところ、全面的にリブラを受け入れると表明している国は無いのではないでしょうか。

もちろん、受け入れ表明の有無にかかわらず仮想通貨は流通できますが、フランスのル・メール財務大臣は、リブラを完全にブロックすると表明しています。

これからリブラは、各国が納得できる説明を行い、リリースに向けて準備していかなければなりません。

リブラ側の「発行にたどり着けないかもしれない」といった弱気な発言も報道されましたが、果たしてどのような着地点を見出すのでしょうか。

仮想通貨界のみならず、世界の経済界に大きな影響を及ぼす可能性があるリブラは、これまで仮想通貨に関心を示さなかった人々からも注目されています。

参照記事

Facebook Releases Full Details of Libra’s Basket of Currencies

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