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雑記

【徹底考察】2018年末も仮想通貨の爆上げは来るのか?そして2017年末の急騰は本当にイナゴによるものだったのか?

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2017年は仮想通貨元年と言われ、それまで社会に認知されていなかった仮想通貨が一気に世に知れ渡りました。
2018年現在、昨年の暴騰は「イナゴ投資家による急騰」と言われております。

そのきっかけとなったのが「メディア」です。
2017年末頃に仮想通貨取引所のTVCMが連日の様に流れていたのは記憶に新しい話です。

その他にも、バラエティ番組で仮想通貨について芸人さんが熱く語っていたり、朝・夕のニュース番組でも、まるでドル円相場価格を報じるかのようにBitcoin(以下BTC)価格について伝えられていました。

それらのメデイアの報道で特に目を引いたのが、仮想通貨に投資している学生さんたちのパーティーを取材している番組でした。
学生へのインタビューではみんなが口を揃えて「寝て起きたらお金が増えてる」「コインは何でも良いからとりあえず買っとく」「来月には億り人!」なんてハッピーな意見ばかりでした。

実際2017年10月頃からBTCは一気に値を上げ始めました。10月1日の終値484,386円、10月31日の終値712,050円とたった一ヶ月で、驚異的な20万円以上の値上げを見せました。

そして12月には2,236,059円を記録、今思うと夢のようなアゲアゲチャートだったと思います。

この急騰劇が「メディア」による煽りであったと巷では言われております。これらの報道が、投資未経験の若年層に火をつけました。
テレビやネットで仮想通貨の急騰の噂を聞きつけ、全く仮想通貨について勉強をせず、何も知らない状態で仮想通貨取引所に口座開設をして、「上昇中のBTC」に飛びつく人がかなり多かったのです。

「上昇中のチャート」に飛びつく人たちのことをイナゴというのです。イナゴについては、下記で解説しておりますので御覧ください。

今回の記事では、2017年年末のBTCの上げは本当にイナゴ投資家によって急騰したものなのかを考えてみたいと思います。

2015年~2017年の年末チャート比較&2014年と2018年の比較

仮想通貨BTCチャートの過去三年間の年末を振り返りましょう。

1番値上げ率が大きいのが、言わずと知れた2017年ですが、まずはそれぞれの年末チャート画像を御覧ください。

 

毎年8月に底を打って、10月頃から上昇を見せています。
そして、年が明けると極端に下げ始めます。2018年は、年始に中国の国内仮想通貨の取引禁止の規制のニュースが発表されたため急降下しました。

2015年、2016年、2017年まるで仕組まれたかのように、同じ様な形で上げていくことに私は奇妙な感覚をおぼえました。

2014年と2018年の価格について

2014年は、マウント・ゴックス事件があった年で、この年に関しては年末も上げることなく横ばいのままでした。

今年2018年は2月にcoincheckの「NEM流出事件」、9月にZaifの「ハッキング事件」と2014年に状況が酷似しています。
2014年と違うのは、coincheckもZaif(Zaifはテックビューロからフィスコへ譲渡されます)も倒産していないということです。

ハッキングされて失った顧客資産も投資家に返金されましたが、チャートの過去データだけで見ると、今年は2014年の様に年末には高騰せずこのまま横ばいのまま年を越す可能性も考えられますね。

2017年末高騰理由と疑問

2017年、BTCは大きな高騰を見せました。

1月は10万円台だったのが12月には220万円台です。正にバブルの年だったのではないでしょうか。

冒頭でも記しましたが、特に10月からの伸びが驚異的で、この急騰劇はイナゴによる急騰と世間では言われてます。

私の知り合いである、仮想通貨を専門に取り扱っている雑誌の編集部員のA氏はこう述べております。XRPの年末価格について討論した時の内容になります。(以下メール)

リップルが400円まで高騰した時は1月4日ですが、リップルだけでなく仮想通貨全体が高騰していたことを前提にお話ししますね。
イナゴによる高騰がやはり一番の理由です。ではイナゴがなぜ集まったかが重要です。

2017年に急激に高騰した理由は・・・

・日本を含む世界中で仮想通貨のメディア露出が増えたこと
・取引所の規制が緩かったこと

メディア露出については、日本ではCMやインフルエンサーによる仮想通貨熱を後押しする報道が毎日ありましたよね。
世界に目を向けると、アメリカでは2017年12月28日に大手テレビ局CNBCにリップル社のCEOが出演しています。

それまで、アメリカのニュース番組はビットコイン以外の仮想通貨を取り上げることは少なかった為、その時はリップルのみ高騰しています。
人口の多い韓国や中国、インド、ヨーロッパでも、メディア露出が当時盛んでした。

仮想通貨取引所の規制が緩いと、投資家は参入しやすくなります。
日本は2段階認証が当たり前ですが、海外取引所では当時簡単な設定で取引が可能でした。

要するに、仮想通貨のことを詳しく知らない人が日本を含め、アメリカ、韓国、中国、ヨーロッパを始めとした世界中で大勢いた為、400円まで値上がりしたのが大きな理由でしょう。
強いていうならば、人の心理的に、価格が必ず高騰すると身近な人に聞き、最初は疑っていても、本当に高騰したら「本当に高騰したから自分も買おう」みたいな心理が働きますから、世界中で数えきれない人が影響された結果、高騰したともいえるでしょう。

メールの内容は以上です。

 

上記のメールにも有るように、基本的には昨年の大暴騰はイナゴ投資家が大量に発生したことによるものという説が一般的になっているようなんです。ここで2つの疑問が生まれました。

1.年末急騰したのは2017年だけではない。
2.イナゴ投資家だけで仮想通貨界全体の価値を大幅に上げることが可能なのか。

という疑問です。それでは一つずつ疑問の内容を説明します。

年末急騰したのは2017年だけではない
この疑問については、その言葉通りです。2015年2016年の年末も高騰しております。確かに価格の上昇率は圧倒的に2017年が上回っていますので、過去2年のデータと区別されてしまうのは仕方ないとも思えます。

イナゴ投資家だけで仮想通貨界全体の価値を大幅に上げることが可能なのか
1番の疑問はこれです。上記のメールでA氏が言っていた事もわかります。

勿論イナゴ投資家も昨年末に大勢入ってきていたと思います。
でも現在イナゴと言われている人達の大半が学生などの若年層やサラリーマンです。

ここからは一個人の感覚で言わせてください。若年層やサラリーマンだからといって投資額がみんな少ないとは申しませんが、少なくとも「メディアの報道で」釣られて仮想通貨を初めた人は、投資未経験の一般的な庶民的な人たちだと思います。

私達庶民が、テレビや口コミで仮想通貨の噂を聞きつけ、飛びつくように始めるのにいきなり何百万円以上の額を仮想通貨に投資できるでしょうか。
もちろん学生であっても、恵まれている環境の方であればかなりの金額を投資できる人もいると思いますし、サラリーマンであっても持っている人は持っているので、「仮想通貨は儲かる」と思って資産をブチ込んだ人も少なくは無いとは思います。

でも、イナゴ投資家の大半が数十万単位の投資額であるというデータも見たことがあります。

では、世界の(世界と言っても先進国のみ)イナゴ投資家が、年末の短期間だけでBTCを始めとする仮想通貨全体のコイン(主要コイン)の額を大幅に上昇させる程の力があるでしょうか。

確かに、「塵も積もれば山」というように、イナゴが沢山集まれば、一匹のクジラになれるのかも知れませんが、昨年の急騰は一匹や二匹のクジラの力をもってしても上げられるチャートではなっかたと思っております。何が言いたいかと言うと・・・・。次から本題に入ります。

機関投資家は既に参入している!?

仮想通貨トレーダーの間で、「機関投資家はまだ参入していない!コインベースのカストディサービス開始により、2019年ごろから機関投資家の参入が見込める」という意見が一般的です。
つまり、現在仮想通貨界には、個人投資家のみが参入しているだけと思っている人が大半だということです。

果たしてそうでしょうか、確かに機関投資家はまだ本格的には参入していないとは思いますが、巷にはこのような研究結果もあります。

デジタル資産運用ファンドの「グレースケール」が発表したレポートによると、2018年前半投入された資金の大半が機関投資家による物だった事が分かりました。
仮想通貨市場・相場自体は低迷しているものの、機関投資家からの投資が増加していた事になります。

グレースケールの仮想通貨関連商品に対する投資額は2018年6月30日までに2億4,840万ドルにものぼっており、この金額の内約56%が機関投資家の資金だったという事です。さらに、週平均で見ると、955万ドルの新しい流入があり、63%にあたる603万ドルがグレースケールが出資している投資信託である「ビットコイン・インベンストメント・トラスト」に流れたとの事です。

仮想通貨の価格自体は年初から下がっていましたが、機関投資家は押し目買いを狙っていた事が明らかになっています。

ブラックロックがビットコインの研究を行うワーキンググループの設立を行い、資産1兆円のスティーブ・コーエン氏が仮想通貨ヘッジファンドに投資を始める等、機関投資家にとっても仮想通貨は魅力的な商品である事に変わりは無いのです。

そんな魅力のある商品をプロが手を出さないわけがありません。
しかし少なからずリスクも存在するコイン相場、乱用は機関投資家としてできない中、1年を通じて「ある時期」だけ個人投資家に紛れて参入しているのではと考えます。

そのある時期とは、そう「年末」です。
機関投資家だけでなく、一般企業でも同じですが年末というのは利益を出さなければいけないものです。

その利益を出さなければ行けない時期に、投資家にとって利益を出しやすいEASYな相場は「為替相場」「株式相場」「ゴールド」「原油」ではなく、歴史の浅い成長段階の相場である「仮想通貨」であるということです。

仮想通貨の時価総額は2017年11月現在24兆円程度(世界の株式時価総額は8,000兆円と言われてます)です。
クジラや機関投資家であれば、仮想通貨の相場操縦は簡単に行えるのです。

であれば、利益を出さなくてはいけない年末に、この仮想通貨というクジラや機関投資家にとって弱小のコイン相場を利用しないなんて考えられないのです。現に2015年~2017年末は上がってるんですから。

仮想通貨界にはみなさんもおわかりの通り、ハッキング等の「リスク」がまだまだ沢山有ります。

機関投資家達は、会社の資産やお客様からお預かりした大切な資産を運用しております。
ですので、その大切な資産をやすやすとリスクの高い相場に放り込む訳には行かないのです。

我々、仮想通貨投資家の様に1年中BTC等の相場には居ません。だからこそ、年末のみと定めてコイン相場に参入してくるのではないでしょうか。年末に、コイン相場である程度の利益を出し、年始に去っていく。証拠に各年全て年始にチャートは急落しております。

最後に

年末は上がるだの変わらず平行線だの、巷には色々な意見があります。他人の意見は大切です。
視野を広く持ち、固定観念にとらわれず他人の意見にも耳を傾け色々な考え方を身に付け、最終的には自分の判断で売買する。これが投資と言うものです。

有名な投資家の○○さんがこの銘柄を買え!と言っていたから買いました。と誰かにすがった投資しかできない人は、いずれ必ず必ず損をします。

そんな人は今すぐ退場してください。あなたの大切な資産をプロの投資家の餌にしない為に。

投資は、勝つためにやるのではなく負けない投資をするものです。もうすぐ年末です、今年はどうなるでしょうか。コインを買うか買わないかはあなた次第です!!!

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