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盗難事件発生のバイナンス、CZがセキュリティ体制の強化について述べる

投稿日:2019年5月11日 更新日:

バイナンスで発生したハッキング事件

バイナンスジャオ・チャンポンCEO(CZ)は、最近のブログでチームが積極的にセキュリティ体制の強化に取り組んでおり、すでに進化を遂げていると語りました。

CZ「セキュリティ・インシデント」と呼んだ、今週初めに発生した7000BTCが盗まれるハッキング事件が発生した時、バイナンスのセキュリティは大きな問題を抱えていました。

バイナンスは5月7日に、7000BTCという大金を盗まれました。ハッカーはバイナンスの顧客のAPIキーと二段階認証コードにアクセスすることに成功し、その結果、バイナンスのホットウォレットからユーザーの資産を盗み出しました。

バイナンスはすぐに気づき、入出金機能を停止しました。それにもかかわらず、すでに7000BTCは外部に送金されていました。

バイナンスは、今回の事件で被害を受けた顧客には、非常事態用の基金から全額を補償すると発表しました。

5月8日、盗まれたBTCのうち約2500BTCは少額に分割され、多くのアドレスに送金されました。これは、盗難したBTCの追跡を免れるためと見られています。

バイナンスの新たなセキュリティ体制

バイナンスではできるだけ早いサービスの全面復旧を目指しており、様々なアップデートが発表される予定です。

API二段階認証(2FA)に、大きな変更を加える予定です。異常な取引の検知やKYC手続きは強化されます。フィッシング対策としても、新しく革新的な方法が導入される見込みです。ただし、その詳細までは公開されません。

CZバイナンスの非常に厳しい状況を理解しており、それを乗り越えるために最高レベルの透明性をもって対応に当たるとしています。しかし同時に、セキュリティ体制について詳細まで明らかにしてしまうと、ハッカーに悪用されるという危険性も訴えています。

バイナンスは、YubiKeyのようなハードウェアベースの2FAデバイスの利用促進を促すと見られています。YubiKeyの無償配布といったキャンペーンも検討されているようです。

CZは、チームがシステムのあらゆる部分を調査して、ひとつひとつ安全であることを確認していると言っています。セキュリティの専門家チームが、バイナンス・プラットフォームのセキュリティを強化し、盗難に遭った資金を追跡し、取り戻すことに取り組んでいます。

最後にCZは、バイナンス・チームは決して意気消沈しているわけではなく、危機を乗り越えるために戦い続ける覚悟を持っていると締めくくりました。

まとめ

衝撃的なハッキングによる盗難事件からわずか数日しか経っていませんが、CZを始めとするバイナンス・チームは情報を公開し続け、顧客に対し誠実な対応を取り続けています。

これまでにハッキング被害に遭った多くの仮想通貨取引所が、事件直後は様々な対応に追われ、顧客への情報公開は後回しにしていたのとは真逆の対応です。

すでに復旧に向けて着々とセキュリティ体制の再構築・強化が進められているようですが、世界をリードする仮想通貨取引所としてどのような対応を見せるのでしょうか。

業界の新たなスタンダードが生まれるかもしれません。今回の事件が、さらにバイナンスを強い存在へと成長させることになりそうです。

参照記事

Binance CEO Reveals Updates on the Recent ‘Security Incident’

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